1000回失敗しても

2022年最後の木曜レッスンが終了しました。

今日のクラスには、1年以上逆上がりと向き合っている男の子がいます。

仮に1回のレッスンで20回逆上がりの練習をしてきたとすると、その回数は1000回以上です。

今年の1月、僕は子供たち一人ひとりに2022年の目標を聞きました。

彼の目標は逆上がりをできるようにすることでした。

それから10ヶ月後の先月、わずか10cmの足場を作った状態で逆上がりを成功させることができました。

本当にあと一歩のところまで来ていました。

その10cmを克服するため、12月のレッスンでも壮絶な努力を重ねてきました。

そして年内最後の今日、

惜しくも成功させることはできませんでした。

本当に、本当に悔しかったです。

僕よりも彼の方が100倍悔しかったでしょう。

でも僕は同じぐらい嬉しかったです。

なぜなら、動きが見違えるほど成長し、成功まであと一歩のところまで来たからです。

それは近くで見ていた僕が1番よく分かります。

彼の姿を見て、改めてこう思います。

頑張った分だけ必ず前進するということを。