運動嫌いを克服する方法
生まれつき運動が嫌いという赤ちゃんがいると思いますか?
その通り。一人もいません。
そもそもなぜ運動を嫌いになってしまうのでしょうか?
原因は1つしかありません。
実は人間関係なんです。
「自分はこの集団の中で運動が苦手な方だ」と本人が思えば、運動嫌いになります。
「ボールが怖い」と思うのは、誰かが投げたボールが自分のコントロールできる速度を上回るからです。置いてあるボールを怖いとは思いません。
「自分は下手くそだ」と思うのも、「バカにされる」と不安になるのも、全て誰かと比べての話です。
そもそもあらゆる物事において『苦手意識』というのは比べる相手がいなければ発生しないのです。
「運動は疲れるから嫌い」という子の本心は、「せっかく体を動かしたのに、楽しいことが無かった」です。仲間と楽しく体を動かす経験さえあれば決して嫌いになることはありません。
つまり運動嫌いの克服に必要なのは「レベルの調整」と「認められる環境」です。
そして「運動を始める」という決断ですね。
僕はこれからも、出会った子供たちを運動好きにするために勉強し続けます。