自制心の育み方

【自制心の育み方】
自制心とは、自分の感情や欲望を抑えたりコントロールする心です。
親であれば、我が子の行動には過敏になってしまうかもしれませんが、教育において"自制心を育む"ということは非常にデリケートな問題なのです。
なぜなら、恐怖や痛みによって一時の行動を抑制することができてしまうからです。
自制心は「実行機能」という脳のプログラムによって統括されているのですが、これは1歳から20代前半までの長い時間をかけてゆっくりと成熟していくものです。
つまり、幼い頃(特に3歳から8歳頃)は心のコントロールが上手くできなくて当たり前なのです。
この時期に恐怖などによる強制的な行動抑制をしすぎると実行機能が成熟せず、大人になっても自分の行動に抑制が効かなくなってしまうことがあります。
実行機能を育むには、別の角度からのアプローチが必要です。
・目を見て会話をする
・運動をする
・目標を立て努力する
中でも両親とのコミュニケーションは子供の実行機能育成に大きく影響します。
私も父親としてできるだけたくさん子供と関わり、長い視野で子供を見守っていきたいと思います。