指導者としての気づき

【指導者としての気づき】

これは大川翔平の失敗談です。

アルバイトをしている体操教室で、4歳の生徒が鉄棒のパーツの一部を口に入れて遊んでいました。

僕はそれを「○○くん、ちょっと汚いよ?笑」と言いながら見ていました。

その時僕が考えていたのは、

・危険でないことの確認
・子供の行動を否定しないこと
・こちらの都合を押し付けないこと
・事後処理(パーツを綺麗に拭く)

でした。

しかしそれをみていた親御さんは「○○、やめなさい!」と注意しました。

その時僕はハッとしました。

もし自分の息子が同じことをしていたら、やめさせるかもしれないと思ったのです。

理由はシンプルに"汚い"からです。

理屈で考えれば、人体に害を及ぼすことは無いでしょう。

しかしこの場合、理屈は関係ありません。

僕は自分の子供には制限するかもしれない行動を、他人の子供にはしなかったのです。

この大失敗は僕の記憶に深く刻まれました。

これ以降、僕は大切なお子様を預かる立場として、"この子の本当の親だったら"という視点で物事を考えるようになりました。

理屈ではなく、時には感情も大切ですね。

おおかわ体操クラブHP↓
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